2009年 06月 17日
海外進出 Rotel |
先日秋葉原を歩いていて懐かしいメーカー名を目にした。私は中学の頃ステレオが欲しくてにわかオーディオマニアであったので、当時のメーカー名は鮮明に覚えている。
その名はROTEL。
僕が知っているROTELは初心者向けのローコストで高性能のアンプなどを出していたメーカーというもので、価格順のモデルのトップを飾っていた。その後時々、高級アンプで名を見ていたがそのうち見かけなくなった。オーディオメーカーはオーディオの大衆化とともに苦戦を強いられ、かの憧れの名門パイオニアでさえ経営不振が伝えられる昨今、ROTELはとっくに倒産したものと思っていた。
どっこいROTELは生きていたのだ。しかもおおきく成長して。
ブランドを確立できなかった日本市場を見限り、輸出に強かった体質を生かして、海外展開に活路を見出していたのだ。欧米では名門のブランドを確立、世界的に展開している。
そのことはデザインにも現れている。
日本デザインの面影を残しつつも飽きのこなさ、斬新さ、高級感をほどよく調和させていて、へそ曲がりな私でもなるほどどと納得がいく。
もともとヨーロッパはオーディオを大切にする風土があり高級なものを長く愛用するようだ。なおさらデザインも洗練される。
結果を見て感心するのは簡単だがこういう経営判断をするのは英断であったろうと思う。
こうした先見の判断は見習いたいものである。
その名はROTEL。
僕が知っているROTELは初心者向けのローコストで高性能のアンプなどを出していたメーカーというもので、価格順のモデルのトップを飾っていた。その後時々、高級アンプで名を見ていたがそのうち見かけなくなった。オーディオメーカーはオーディオの大衆化とともに苦戦を強いられ、かの憧れの名門パイオニアでさえ経営不振が伝えられる昨今、ROTELはとっくに倒産したものと思っていた。
どっこいROTELは生きていたのだ。しかもおおきく成長して。
ブランドを確立できなかった日本市場を見限り、輸出に強かった体質を生かして、海外展開に活路を見出していたのだ。欧米では名門のブランドを確立、世界的に展開している。
そのことはデザインにも現れている。
日本デザインの面影を残しつつも飽きのこなさ、斬新さ、高級感をほどよく調和させていて、へそ曲がりな私でもなるほどどと納得がいく。
もともとヨーロッパはオーディオを大切にする風土があり高級なものを長く愛用するようだ。なおさらデザインも洗練される。
結果を見て感心するのは簡単だがこういう経営判断をするのは英断であったろうと思う。
こうした先見の判断は見習いたいものである。
by kitaibunshi-ms
| 2009-06-17 20:47
| 情勢