2004年 12月 22日
博士の遺したスケッチブック - ニンジン型 |
博士の部屋にはスケッチブックが遺されていた。そこには患者とおぼしきカルテのようなスケッチがメモとともに書かれていた。
No.1ニンジン型
2011.1.7 人事部長 F・I氏
登所初日、友人F・Iより電話があった。顔に変なできものができるという。今日は休みをとるというので、夕方寄ってみた。自室にこもっていた彼に会うと、鼻が人参のように紅い。髭がまるで葉のようである。Fは髭が自慢で常々それで孫をじゃらして喜んでいた。
この日の朝、珍しく孫を叱った。その後、孫は彼と口をきかなくなってしまった。機嫌を取ろうと髭を突き出したときに鼻が変化しはじめた。
幸い痛みはないようだ。
No.1ニンジン型
2011.1.7 人事部長 F・I氏
登所初日、友人F・Iより電話があった。顔に変なできものができるという。今日は休みをとるというので、夕方寄ってみた。自室にこもっていた彼に会うと、鼻が人参のように紅い。髭がまるで葉のようである。Fは髭が自慢で常々それで孫をじゃらして喜んでいた。
この日の朝、珍しく孫を叱った。その後、孫は彼と口をきかなくなってしまった。機嫌を取ろうと髭を突き出したときに鼻が変化しはじめた。
幸い痛みはないようだ。
by kitaibunshi-ms
| 2004-12-22 00:22
| キャベツ畑に捨てられて