2010年 11月 06日
奇跡の声 藤岡宣男 ハイトーンボイスフェティシズム |
そういえば「凛として時雨」もUriah heepもハイトーンボイス。
僕が洋楽で最初の好きになったSimon&gerfunkelも天使の歌声として語られたハイトーンボイスが売りだった。OpusIIIを久しぶりに聴いてからKirstyの歌声に触発、久しぶりにハイ−ンボイスフェティズムを再認識した。
その中でいろいろ聞き返したり調べているうちに知ったのが藤岡宣男。この人の声は心から美しいと思う。歌声だけで感極まってしまった。国内のカウンターテナーの代表的な一人。事故で数年前に亡くなっている。生で聴きたかった…。海外のカウンターテナーと比べても繊細さや表現力で上回っているように思う。こういう高い裏声は線の細い日本人には向いているのかもしれない。
サブカルなどの下流志向にばかり浸っていると、こういう磨かれた美しさの力を忘れてしまう。
こちらはそのKirsty Hawkshow。曲やアレンジはいかにもトランスという凡庸さがあって苦笑するが、天を駆け巡るがごとくKirstyの歌声がこの曲に命を与えている。この人ただの一発屋ではなかったのね。
そのKirstyのIts fine dayの2002 remixがありました。
これもいかにもなんだけど、このリミックスはひとつ驚いたことがあって、前半やや無理矢理にドローン(通奏低音)で進行、1:07あたりの転調で本来の和声に戻している。ここの転調がドラマチックで、こういう楽曲の根本から変えるリミックスって多くないと思う。
あと余談。このころのkirstyは淑女に移り変わる年頃ながらあどけなさが残っていて、その少女から大人の女性に移り変わる美しさと醜さが同居して蠱或的。まあ文句のない美人なんですけどね、その危うげな感じがよかったりして。
僕が洋楽で最初の好きになったSimon&gerfunkelも天使の歌声として語られたハイトーンボイスが売りだった。OpusIIIを久しぶりに聴いてからKirstyの歌声に触発、久しぶりにハイ−ンボイスフェティズムを再認識した。
その中でいろいろ聞き返したり調べているうちに知ったのが藤岡宣男。この人の声は心から美しいと思う。歌声だけで感極まってしまった。国内のカウンターテナーの代表的な一人。事故で数年前に亡くなっている。生で聴きたかった…。海外のカウンターテナーと比べても繊細さや表現力で上回っているように思う。こういう高い裏声は線の細い日本人には向いているのかもしれない。
サブカルなどの下流志向にばかり浸っていると、こういう磨かれた美しさの力を忘れてしまう。
こちらはそのKirsty Hawkshow。曲やアレンジはいかにもトランスという凡庸さがあって苦笑するが、天を駆け巡るがごとくKirstyの歌声がこの曲に命を与えている。この人ただの一発屋ではなかったのね。
そのKirstyのIts fine dayの2002 remixがありました。
これもいかにもなんだけど、このリミックスはひとつ驚いたことがあって、前半やや無理矢理にドローン(通奏低音)で進行、1:07あたりの転調で本来の和声に戻している。ここの転調がドラマチックで、こういう楽曲の根本から変えるリミックスって多くないと思う。
あと余談。このころのkirstyは淑女に移り変わる年頃ながらあどけなさが残っていて、その少女から大人の女性に移り変わる美しさと醜さが同居して蠱或的。まあ文句のない美人なんですけどね、その危うげな感じがよかったりして。
by kitaibunshi-ms
| 2010-11-06 09:01
| 音楽