2010年 01月 09日
チベット仏像展 |
前々から気になっていた上野の森美術館でひらかれているチベット仏像展(正式名ではない)に行ってきました。チケット高いのよね。まあでもその価値はあります。
なかなかの内容で、まずは必見です。
虚飾をそぎ落としていくような枯れた精神を感じる日本の仏像と比べ、過剰な装飾をこれでもかと加味していく表現はそれはそれで見応えがあった。少し前に見たスリランカの仏像展も良かったがそれを上回る。人間味があり、人物像としてみると現代に通じる部分もありそうした通俗性も見ようによっては魅力だ。ただ時代が下がっていくにつれその通俗性は鼻につくようにはなる。
ほとんどが金属彫刻で改めて日本は木彫仏の王国であること、そしてその質は一級であることも再認識できる。今週で終わり、お早めに。
(後日、知人からチベットの木彫は焼かれたり売られたりで残っていないのではないかとの旨をご教授頂きました)
なかなかの内容で、まずは必見です。
虚飾をそぎ落としていくような枯れた精神を感じる日本の仏像と比べ、過剰な装飾をこれでもかと加味していく表現はそれはそれで見応えがあった。少し前に見たスリランカの仏像展も良かったがそれを上回る。人間味があり、人物像としてみると現代に通じる部分もありそうした通俗性も見ようによっては魅力だ。ただ時代が下がっていくにつれその通俗性は鼻につくようにはなる。
ほとんどが金属彫刻で改めて日本は木彫仏の王国であること、そしてその質は一級であることも再認識できる。今週で終わり、お早めに。
(後日、知人からチベットの木彫は焼かれたり売られたりで残っていないのではないかとの旨をご教授頂きました)
by kitaibunshi-ms
| 2010-01-09 00:59
| 展覧会